1996年第9回「テクノカウボーイ」に出場したロボットです。このロボットは有志の学生が集まって製作したものです。

左右についている細長い棒は、試合開始後、障害物を超えると下に降りてきます。この棒はパイロンの土台の長さぴったりで、パイロンへ輪を投げる精度を上げるための治具として取り付けられたものと考えられます。
パイロンに近づくと、自作の輪を連射します。輪の素材は発泡スチロールで、バームクーヘンのような形をしており、発射すると4個に分離します。
4個の輪のうち、一番内側の小さい輪の内側には粘着テープが貼られています。
これは輪がパイロンの最上部に貼り付くようにすることで、自チームの輪の上に相手の輪を乗せることができないようにしたものです。

近畿地区大会では明石高専「BOLA」との同校決勝となり、このロボットが優勝し全国進出を決めました。
全国大会では、輪の粘着テープなどが功を奏し、決勝戦まで進出。準優勝という結果を収めました。

  • 成績 近畿地区大会優勝、全国大会準優勝