第8回合同ロボコンが3月13日（日）に奈良県大和郡山市外川町社会教育会館ミニ体育館にて開催され、明石高専【ロボット名「輪散子（わさこ）」】が準優勝しました。
今回の競技課題は「輪花散乱」。詳しくはこちら
輪がちりばめられたゾーンを乗り越え、輪をかき集め、中央の3本のポールに輪を投げ入れます。3本すべてのポールに計10個の輪を入れるとVゴール勝利、できない場合は試合終了時点での輪を入れた個数によって勝利が決まります。
輪散子の特徴は速攻でVゴールができる点。
3つの自作エアシリンダによって輪を三方向に飛ばしVゴールすることが可能です。
輪の装填方法にも工夫が凝らされており、絡めて装填することにより輪が空中でばらけることなくポールへと投げ入れることができます。
（ちなみに輪散子は「わっさん」の彼女です。その後どうやら結ばれた模様・・・。後日UPします）
今回のロボットは、設計や制御等を全て1年生を主体として製作。
最初は3DCADにも不慣れで、制御もやったことがなく不安でしたが、サクサクと設計をこなせるようになったり、コントローラーで全方位移動を実現することができていたりと成長を実感することができました。
本番では、輪を順調に乗り越え、どの試合でも必ずVゴールを決めることができました。
決勝戦では、奈良高専「トラスト」と対戦。
トラストは輪散子と同じく速攻Vゴール型で、足回りが速く圧倒的なスピードでVゴールを決めてしまうロボットでした。
輪散子は焦ることなく着実に輪を乗り越え、かき集めていましたが輪を装填している間にあっけなくVゴールを決められてしまい、惜しくも敗れてしまいました。
しかし1年生が主体となって製作したロボットで準優勝という功績は素晴らしいと思います。
合ロボで培った技術を糧にして、高専ロボコン2016でも全国大会に出場し、優勝できるように頑張っていきましょう！！
参加された皆様お疲れさまでした！
試合の様子は下記よりご覧いただけます。
☆1回戦第2試合 明石「輪散子」vs 神戸B「キャッスルネイル」
☆2回戦第1試合 舞鶴A「ガバロボ」vs 明石「輪散子」
☆準決勝第1試合 明石「輪散子」vs 鈴鹿「SSR」
☆決勝 明石「輪散子」vs 奈良「トラスト」